デリカD:5 DIY ラジエーター 交換

メカニックの友人から、デリカD:5はラジエーターが弱いよ!との助言を受け、マイカーを点検したところ、運転席側のタンク部に亀裂を発見!ついでに、ファンが片方回っていないことも発見(*_*;

10万キロを超えていることもあり、精神衛生上漏れが発生する前に修理しておくとします。
(ファンの件は別途修理済み)

ディーラー見積もりは、約10万円であったため、断念。

必要な部品交換と社外品ラジエータの使用、作業はDIYで3万円以内ですみました。

購入したもの

基本的に、ラジエータ本体のみ購入すれば、交換作業は出来ます。
しかし、ついでに交換できるものは交換しておきたいと思います。

・ラジエーター本体。レースでは有名な日本国内メーカー コーヨーラドの純正互換品。
 セディアワゴンでも使用し、まったく問題はなかったです。純正は数倍高いので大変お買い得です。

より安価な海外製社外品なども販売されています。デリカD5 新品ラジエーター

・ラジエーター ロアホース (1370A133…年式で品番異なる)
  今回はロアホースのみ交換。アッパーホースは簡単に交換できるので、漏れたら交換。

・インシュレータ(上下にあるゴムの支え…MR597328,MR224844)

LLC 原液2L(緑色) 濃度は自分で調整する。
  新しい年式のデリカは長寿命な青色のLLCが入っているみたい。 

水分凝固剤 コアプルEM
 抜いたLLCをゲル状に固めて燃えるゴミで捨てる作戦。廃油パックでも良いが、経験上水は吸いが悪い。

・予備の樹脂クリップ 

・工具としては、一般的な工具と、ホース取り外し時にホースリムーバーが便利。

作業開始

今回の作業は、フロントバンパーをとりはずした方が早そうなので、外します。
まずは、アンダーカバー、フロントグリルがクリップで固定されているので外します。

↑アンダーカバーは、クリップ複数、ボルト4本で外れます。


↑グリルは、上側4個のクリップで固定されており、外した後、上方向に引っ張ることで取り外せます。
カメラ装着車は配線コネクタを外す必要があります。


↑グリルが取り外せたら、コネクター類を外しておきます。

フロントバンパーの取り外し

バンパーとフェンダーはそれぞれ樹脂でできていて、爪も一体成型なので、注意して取り外します。

↑スプラッシュシールド固定クリップを外す


↑スプラッシュシールドをめくると、固定クリップが隠れています。


↑下側は、〇の2か所のクリップでOK
 ほかにもたくさんありますが、バンパー脱着には関係ない


↑赤〇部にボルトがあります。ナンバープレートを外す必要があります。

爪の取り外しはやや厄介です。

↑フォグランプ部を手前に引っ張りながら、フェンダー側を軽く押す感じで、固定の爪を解除していきます。

↑一番上側は無理に外すと破損しやすいようなので、樹脂のリムーバーでバンパー側の突起を乗り越えさせます。


↑あとは、全部の固定爪を外した後、車両前側に引っ張るとバンパーが外れます。

クーラント抜き取り

バンパーが取り外せたら、クーラントを抜きます。蝶ネジを緩めるだけ。
バケツや洗面器などで受けるとラクです。4Lほど抜けます。

ホース類を取り外す

今回はロアホースは交換しますので、エンジン側にもアクセスします。

エアクリーナーが邪魔になるので、取り外します。

バッテリーも外した方がラクですが、今回はそのままにしました。


↑ロアホースのエンジン側は、しっかりと固着していたので、ホースリムーバーで固着を解除しました。


↑ホース固定のブラケットも外しておきます。
 (バッテリー下にもあり…挟んでいるだけ)

↑ラジエータに接続されている部のアッパー・ロアホースも外しておきます。
クーラントが僅かに漏れますので、受けられるようにしておきます。
ちなみに、樹脂だからなのか?固着なく簡単に取り外しできました。
また、アッパー・ロアホース共に弾力もあり、まだまだ使えそうです。
またバンパー外すの面倒なので、ロアは交換しますが・・・

アッパーバー取り外し


↑フードラッチケーブルを取り外します。
 玉を知恵の輪?で取り外し、外索のクリップを外します。


↑ラジエータキャップの固定ブラケットを外します。ボルト2個。


↑配線クリップ・コネクタなどを外していきます。


↑黒い配線固定クリップは、10㎜のメガネレンチを裏から当てると簡単に外せる裏技。


↑赤〇の7個のボルトを外すと、上に引き抜けラジエーターの上を固定しているアッパーバーを外すことができます。

 

ファンシュラウドの配線・配管取り外し

↑ラジエーターとファンシュラウドは一緒に上に引き抜くので、ついている配線や冷却水のホースは外しておきます。

エアコンコンデンサーの分離

ラジエーターはサイドタンクでエアコンコンデンサーを抱えているので(これがヒビの原因のような・・・)、爪を解除しながら持ち上げると分離できます。


↑まずは、下部のロックを解除。左右実施後、上側の爪も解除すると外せます。
 エアコンの配管は一切触りませんので、動かしすぎに注意です。アルミ配管のたわみの限界を超えるときっと折れてしまいます。修理はきっと高額・・・。

浮いた状態のコンデンサーは、ヒモなどで仮固定しておきましょう。
(タンク部が引っかかるのでしませんでしたが)

ラジエーターの取り外し

ラジエーター&ファンシュラウドを上方向に引き上げると、取り外せます。


↑取り外れました


↑ファンシュラウドもサイドタンクに固定されているため、ロックを解除して新しいラジエーターに組み付けます。


↑今回見つかった運転席側タンク部の亀裂
 コンデンサー取り付け部の上側に細かいですが亀裂がありました。

新品ラジエーターの取付

ラジエーターしてにファンシュラウドを取付けます。


↑上下のインシュレータも交換しておきます。

新品のロアホースを組み付け、ラジエーターを車載します。


↑上から乗せただけの状態


↑コンデンサーをラジエーターに固定。
 配管を曲げないように注意。

↑配管のマーキングと、突起などを合わせ固定します。
 再利用するアッパーホースは、クリップの痕が一致するように取付。

あとは、外したものをもとに戻していきます。

バンパーはまだつけてはいけません。
漏れがあった場合面倒なので・・・。

冷却水の注入


↑コンデンスタンク(サブタンク)に差し込まれているホースを、ラジエーターキャップより高い位置に持ってきます。(勝手にタンクにたまるのを防止する)


冷却水や水を口元まで注入します。濃度は狙い通りに…。

各部の締め付け、配線・ホースの接続などを確認し、特にファンモーターの接続には注意して(ここでオーバーヒートは悲しい)エンジンを掛け、クーラントのエア抜きをします。

↑エア排出中・・・に、各部の漏れをチェック。

エアの排出が収まり、一度ラジエーターファンが回り終わる程度まで温まったら、エンジンを止めコンデンスタンクにつながるホースを接続し、ラジエーターキャップを装着します。

コンデンスタンク内の水の量をFULL に合わせた後、1時間以上冷まし、再度エンジンを掛けます。
 ※一度冷ますのは、漏れチェックのために温度により圧をあげるため。
エンジンを掛け、再度ファンが回る程度まで水温をあげます。

ファンが回り終わるまでに、冷却水もれが無いことが確認できればOK。
特に、ラジエーター本体各部、ホースを取り外した部位に注意をして点検します。

問題なければ、バンパーとアンダーカバーを取付作業終了です。

まだ、内部のエアが抜けきってはいないはずなので、こまめにコンデンスタンク内の冷却水量をチェックして、減っているようならFULLまで補充してあげましょう。。。

廃棄物処理

抜いた廃クーラントは、今回は凝固剤でゲル化して燃えるゴミで処分しました。

水分凝固剤 コアプルEMをまるまる一袋分使いやっと固まりました。
環境の為、河川や下水道に流すことはせず、ペットボトルなどに移し、自動車整備工場へ処分を依頼するか、固める、やや吸いは悪い経験がありますが廃油ボックスなどにしみこませ、燃えるゴミでで処分するのが適切だと思います。

ラジエータ本体の捨て方

ラジエータ本体は、家庭ごみとして引き取ってはくれません。
自動車整備工場に引き取りをお願いするか、金属回収業者へ依頼すると良いです。
非鉄金属買い取り業者へ持ち込みすると現金を返してくれます(ただし経験上100~200円程度)。