フリップダウンモニター DIY 取付 [デリカD:5]

2018年1月7日

長時間の移動の際、子供が飽きないように、フリップダウンモニターを取り付けました。

デリカD:5には、ルーフビームガーニッシュがちょうどモニターを取り付けたい位置についていますので、それを外して場所を検討します。

2列目からそんなに距離もない&バックミラーへの干渉の心配もあるので、大きすぎるのも良くないと思い、10インチをチョイス。

内装色との相性が難しいと思い、色は黒色を選びました。ベージュやグレーの方が色は近いですが、近いが故色違いが気になると思ったからです。

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安い製品を選択したので、総額1万円ほどでの完成です。

安い海外製は、オススメできません。ノイズがひどく、モニターの電源が入ると地デジやGPS受信、キーレスに影響がでました。
あとからアルパイン製に交換し、解決しました。

アルパインのデリカD:5用取付キットを使うと、装着位置がルーフビームガーニッシュの後ろ側になり、2列目からは見にくくなるので、このページの要領でm汎用の取付キットのステーを使用します。


取付ベースの作成

デリカのルーフビームガーニッシュを取り外して、ヘッドライニングの隙間から覗いてみるとM6のナットが存在しました。

そこを取付のベースの固定に使うため、ヘッドライニングを切り欠きます。

場所は既存のクリップ穴近くなので、簡単に位置決めをして、カットは、カッターでサクサク。

フレームとして、ホームセンターでアルミの角材を購入しました。 幅25mm、高さ15mm、長さ400mmです。

車体穴が、370mm幅で空いているため、角材にも7~8㎜の穴あけをします。

写真では、角材の幅中央に空いていますが、どちらかに寄せて開けた方がうまく収まります。

また、反対側には、工具でボルト締めするために、大きめに穴をあけておきます。
たまたま手持ちであった16㎜のホルソーで穴あけを行っています。
はじめ、8mm穴を両面にあけ、長めのボルトで固定を試みましたが、アルミのため、締めこんでいくと変形してしまいました。そのため、反対側は工具が入る程度の大きめの穴をあけた方がい良いです。

モニターの付属ステーの穴位置に合わせ、中央に下穴もあけておきます。

モニター取付

作ったアルミの角材をヘッドライニングの穴から差し込み、M6*10mm程度のフランジボルトで固定。

アルミの角材に、モニター付属のステーを固定します。

角材に小さ目の穴をあけ、タッピングビスで締めつけました。

ナビ裏から、電源と映像出力をモニター部まで配線しておきます。

モニターをとりつけ、作動チェック。

バッチリです。オルタネーターノイズなども拾っていなさそう。

ガーニッシュを、モニター幅分カットします。
モニターを外して、中心線を引いてからモニター中心を合わせケガキを入れ糸鋸で切りました。バリも出ず、意外と良い。

イルミネーションも同時に加工します。

ガーニッシュを取り付けて完成。

バックミラーへの映り込みもまあ許容範囲かな。

8~9インチ程度でも満足していただけそう。

年末の帰省で、子供大喜び。目が悪くならないといいな~。

細長いアルミのベースで固定しているため、走行中の振動による振れなどを気にしましたが、予想よりも振れもなく、快適に見れているようです。

ただ、製品からの放射ノイズの影響があり、地デジが少し入りが悪くなってしまいました。後日対策してみようと思います。

エンジンスターターなどでモニターが作動している場合、キーレスも反応しなくなります。

⇒電源位置変更、シールド、フェライトコアなど試しましたが、ノイズの影響は解消せず。
 アルパイン製のリヤビジョンに交換し、解消しました。アルパイン製のほうが画質も良く、オススメです。初めに買ったものは安物買いの銭失いでした。