コルトバージョンR オイルクーラー Oリング交換

コルト ラリーアート バージョンR のオイル滲み修理です。

コルトのオイルフィルターの上には水冷のオイルクーラーがついていますが、どうもその上から滲んでいるようです。
特に、寒い時期になりやすいような・・・。半年前に一度きれいに清掃していますが、オイルミストのような付着があります。

パッキンは安いし作業は簡単そうなので、オイルフィルター交換のタイミングで交換することにします。

まずは、オイルフィルターを取り外します。サイドカバーを外したほうが作業しやすいですね。

オイルクーラーは同軸で締め付けられているため、中央を24mmのロングソケットで緩めます。
セットなどにはなかなかない工具で手持ちで無かったため、近所の中古工具店に買いに行きました…

冷却水ホースはそのまま外さずに作業します。
センターの軸を外すと、オレンジ色のOリングが見えますので外します。
これが今回交換したいOリングです。やはり油で汚れている感じがしますね。

交換するOリングです。

新品の部品番号は1240A125。500円弱でした。純正品ですが色が違いますね。
取り外したOリングはややつぶれが出ています。

ピンぼけしていますが、新しいOリングをオイルクーラーにセットします。

軸ボルトを締め付けました。締め付けトルクは27Nmです。
ちょうど規定トルクくらいで締め付けが固くなりました。

締め付け時は、反対側の位置決めを確認します。
これを合わせる事で、フィルター脱着時の共廻り防止になっているようです。

清掃と新品オイルフィルターの装着が完了しました。

しばらくアイドリングして漏れチェック&カバーを復元して完了です。

もともと滲み程度でしたので、長い時間をかけて観察していこうと思います。

なんとなく、寒い時期の高速走行の後に滲みが出やすい感じがしているので、そんな時期は要チェックでしょうか。

いずれにせよ、Oリング交換により安心できますね!