スチームクリーナーでエアコン清掃(DIY本気編)
自分でやる!ちょっと本気のエアコン清掃。ファン・フィンも!
・・・ということで昨年中古で購入しDIYで取り付けしたエアコン「コロナCSH-S228G」、
今年は臭いが少し気になるようになってしまったので、市販のスプレーによる掃除を行いましたがあまり効果がありませんでしたので、スチームクリーナーを購入し掃除してみることにしました。
尚、DIYで行いますが、そこそこ気合い入れての清掃です。
⇒関連記事 「くうきれい」で家庭用ルームエアコン DIY 徹底洗浄!
エアコンちょっと分解
今回は、コロナCSH-S228Gで説明しますが、どのメーカーのエアコンも基本は同じだと思います。
(自動掃除機能などがついているエアコンを除く)
ツメやビス位置を確認すれば、どんなエアコンも分解できるようにはなっているはずです。
初めに、コンセントを抜く・ブレーカーを落とす等電源を断つのを忘れずに・・。
エアコンフィンを露出させるため、ケースを取り外します。
次は、配線部のカバーを外します。
赤○部のビスを外せばOK
ちなみに、すぐしたのスイッチは強制冷房駆動スイッチです。
次は導風板を外します。
ツメの掛かり方をみながら、
全体たわませば、無理なく簡単に外れます。
こちらの清流板は、下のツメ、上のツメを外すと取れます。
やや破損しやすいので注意。1枚部分的に割りました(゜-゜)
接着剤で補修・・・・
本体下部のビスを2本外すと、ケースが取り外せフィンが剥きだしになります。
では、清掃開始!
使ったのは、家庭用のスチームクリーナーです。
こんな感じでスチームを当て清掃していきます。
家庭用を侮るなかれ、かなりの勢いのスチームが出ます。
業務用の方が威力もあり、さらに良いでしょうけど・・・。なにせ高い・・・
電源コードも長く、ノズルも多数付属していますので、届きにくい場所も無理なく掃除できました。
連続使用は長くは無いですが、ちょっと休憩をはさみランプを確認しながら使えばok。
非常に簡単で、フィン部はムラなく清掃していくのがコツです。
回転ファン部は、蒸気の勢いで回転しますが、埃などは落ちてしまいました。
ファン部はややほこりが飛びますので、最後は周囲をしっかりウェスでふきあげます。
事前に飛び散らないようにタオル等で養生しておくとより安心かもしれません。
右側の電子基板部などにはスチームを掛けないようにしてください。
フィン・ファン部が終われば、最後はドレンパンの掃除です。
ここは凝縮水を外へ排出する部位ですが、湿度が一番高い部位な為かほこりが張り付いていたりカビが生えやすい場所で臭いの要因の一つにもなっていると思います。
見落としやすいですが、要チェックポイントとなっています。
このエアコンの場合、サイドのツメを外してあげれば簡単にドレンパンの掃除が出来ます。
ドレンパンは、布ウェスなどを固く絞り直接ふきあげが効果的かと思います。
あとは逆の手順でエアコンを組み立て、運転をして効果を確認。
我が家では中古購入当時からわずかに感じた臭い(製品固有の臭いだと気にしていませんでしたが)まで取れ、新品エアコンのようにさわやかです。臭い8割減というところでしょうか。
スチームの勢いでほこりが取れ、高温の熱でカビなどの殺菌が取れたと信じることにします(笑)
工具は+ドライバー1本、清掃時間も1時間未満で終わりましたので、年に1回は清掃してみたいと感じました。
スチームクリーナー、案外使えるな!コスパ良い!と大発見です。