「くうきれい」で家庭用ルームエアコン DIY 徹底洗浄!
今年も暑い日が出てきました。
ということで、今年もエアコンを使う前に自分で嫌なにおいやカビを洗浄して取り除いておこうと思います。
昨シーズンまでは、注ぎ口あらいというブラシを使用し、細かくブラッシングをしていましたが、どうも効率の悪さと腕の辛さが我慢できず、今回は専用の薬剤を使用してみることにしました。
エアコンの冷却フィン(アルミ)と、風を送るファンの2部構成とさせていただきます。
今回の対象エアコンは、富士通 AS-J22C です。
特にファン部は目に見える結果となり、大変満足です。
特に後半の風を送るファン部だけでも、DIY作業で是非実施してみてください!
購入したもの
今回は、「くうきれい」というエアコン専用の洗浄剤を使用しました。
普通のホームセンターではあまりおいていなく、大型のホームセンターやamazonで購入できます。以下にAmazonへのリンクを貼っておきますので是非参考にしてみてください。
まずは、冷却フィン用です。数百円で購入できるものもありますが、これまで効果を感じたことが無いので、2液タイプを購入。記事の後、より効果的な新デザインに切り替わっています!
続いて、風を送るファン用です。洗浄液とリンス、それから流れ出た液剤をためておくためのビニール袋が添付されています。記事の後、より効果的な新デザインに切り替わっています!
同時に、ファンの洗浄後のリンスでは流れきれない汚れを流すために、ペットボトルスプレーを購入しました。スプレーノズルだけでもいいですが、加圧式のこの商品はボタンを押すだけでやや高圧の水が出ることで相当はかどります。
冷却フィンの掃除
まずは本体のパネルを外しフィンを露出します。
案外簡単に外せますので、ぜひ挑戦してみてください。
無理だと思った場合は、フィルターの取り外しだけでもOKです!
本体前面のパネルをあけ、ネジを3本緩めます。その後配線カバー内の1本緩めます。
エアコン本体上部のツメを2か所(マークがついています)解除し、斜め下方向にずらすと、カバーを外すことができます。
今回購入した、「くうきれい 冷却フィン用」のエアコン内部洗浄剤ムースを吹き付けます。
付着するとムース状に広がるため、ノズルは近づけたほうがよさそうです。
万遍なく吹き付けたら、取説に従い15分ほど放置します。
15分経過したあと、リンスを吹き付けます。
ムースはすぐに洗い流れます。
その後は取説に従い10分経過後に取り外したカバー類をもとに戻します。
作動確認は1時間乾燥後とのことですので、その間に風を送るファンの洗浄を行いたいと思います。
ファンの掃除
実は今回の掃除のキモはファンです。
Beforeの写真は掲載するのをためらうレベルのものとなっています。
黒いモサっとしたものは、ホコリ+カビだそうで・・・
このエアコン、冷房使用後は自動乾燥機能もあるのですが、現実はこうなってしまうようです。
まずは、「くうきれい エアコンファン洗浄液」に添付されている、廃液回収用のビニール袋を取り付けます。両面テープで簡単です。
廃液の重さで落ちないようにしっかりと張り付けておきます。
エアコンの周囲や真下は液剤が垂れる恐れがあるので、新聞紙やウェスを広げました。
ルーバーは取り外しておきます。
少したわませることで簡単に外すことができました。外さなくても作業はできます。
ムース缶を良く振り、ノズルを付けてファン内部へ噴射します。
どうも、勢いが良いようで奥側から垂れてきますので、場所を左右にずらしながら、ファンを回転させながら均一に吹きかけてムース缶を使い切ります。
その後取説に従い30分放置です。
時々ファンを割りばしなどで回転させてあげますが、すでに垂れてきたムースに汚れが浮いて付着しています。これは期待。
時間経過後、リンス缶にノズルを取り付けてムースを洗い流します。
リンス缶は勢いも量も少なく完全には洗い流れませんが、かなり真っ黒い液体が袋にたまりました。
リンス缶を使い切った後、注ぎ口あらいブラシや、捨てハブラシを使用し、ファンにこびりついた汚れをブラッシングします。簡単に汚れが落ちます。
その後、ペットボトルスプレーに水道水を入れファンをしっかり洗い流します。
この時に廃液が重たくなると両面テープがはがれビニール袋が剥がれ落ちる可能性があるので、廃液は500ccごとを目安にバケツへ移し捨てました。
ファンを回転させながら、水を吹きかけるだけで、相当な汚れが出続けます・・・。
加圧式のペットボトルスプレーの勢いも良い感じに汚れを剥がしてくれるようです。
あまりに汚れが出続けるので気持ちいいはずですが、だんだん気持ち悪くなってきました(/_;)
5本(2.5L)ほど噴射したところで汚れが出てこなくなったので終了。
付着した水分をふき取り、5分後に送風運転にてファンの水分を飛ばします。
捨てるバスタオルをテープ止めし、「強」にて送風運転しましたが、バスタオルには水分だけでなく、黒い汚れも・・・・。
数十秒以上運転した後は、また水分をふき取り1時間以上放置し乾燥します。
今回は冷却フィンも掃除していますので、液剤を洗い流す目的で、冷房最低温度設定で1時間運転し、その後、乾燥を目的に最大温度で1時間運転しました。
その後のファンの写真です。
ほこれ+カビは見事になくなり、運転し始めのにおいもなくなりました!
かかった費用は3000円ちょっとですが、業者へ頼むと1万円以上しますのでとても満足しています。
子供の健康の為にも1年に1回は実施しようかなと思いました。
ディスカッション
コメント一覧
くうきれいのリピーターです。廃液の移しかえがイマイチうまくいきません。しかしながら、あるあるの作業ですね勉強になりました。
コメントありがとうございます!
そうですね、良くこぼすこともあります(笑)
しかし、出てきた廃液を見ると、やりがいを感じますよね。