デリカD:5 オイル漏れ修理 クランクシャフト オイルシール(フロント) 交換
マイカーのデリカD:5は13年16万キロ
車検を数か月後に控え、簡単な点検を始めました。
すると、クランクシャフトープーリーのあたりがオイリーに。
クランクシャフトオイルシールからオイルが滲んでいるようで、プーリーやカバーあたりにオイルが付着。
オイルシールの交換を行います。もちろん、DIYです。
現状の確認
ジャッキアップして、リジッドラックに掛けてから右前タイヤを外します。
それから、エンジンサイドのカバーを取り外します。クリップ多数。
外すと、クランクシャフトプーリーが見えます。
垂れるほどではないですが、うっすらとオイルが付着。
プーリーもオイリーです。
↑オイルシールのあたりは付着が多い。
プーリーから飛び散ったのか、カバーにもオイルの付着がありました。
クランクシャフトプーリーの取り外し
まずは、ボンネットを開けて、冷却水のコンデンスタンクを取り外します。
ネジ1本とホースを外すだけです。
次に補器ベルトを緩めます。オートテンショナーなので、緩めて6角レンチで保持しておきます。
16㎜のメガネレンチ等が必要です。
次に、クランクシャフトプーリーを取り外しますが、かなりの力で締まっています。
簡単には緩まないので、おすすめはしませんが、セルモーターの力を借ります。
下の写真のように、長いレンチをアームに引っ掛けて、一瞬だけセルモーターを回します。
ほんと一瞬です。エンジン掛けてはならない。ボルト頭は22㎜。
すると、簡単に緩みました。
ボルトを外すと、プーリーが抜けますが、ボルトを外すとオイルが垂れてきますので注意です。
慌ててウェスで受けました。
プーリーを外したらこんな感じ。
思ったほど漏れていない。まだ滲みくらいですかね。でも直しておいた方が安心です。
外したダンパー(ゴム)付きプーリーです。
オイル付着でダンパーがダメになっているかとも思っていましたが、思いのほか普通。
部品代も高いので、清掃して使います。
オイルシールの交換
オイルシールを交換します。
古いシールを外して、新しいシールを打ち込むだけです。
取り外しはマイナスドライバーなどでもできると思いますが、買っておいた専用工具を使います。
引っ掛けて引き抜くだけです。
抜けたところの写真はありませんが、清掃・脱脂しておきます。
新しいオイルシールです。
ディーラーに部品を買いにく行く時間がなかったので、通販で社外部品を購入しました。
値段は純正の半額。一応三菱のクランク用でMade in JAPANです。
清掃し、新しいオイルシールを指で少し押し込みました。
ちょうどいい径の物が見つからなかったので、エクステンションをオイルシールに当て、プラハンで均等に優しく打ち込んでいきます。
ハマりました。
シャフトを清掃し、オイルシールの内側にはエンジンオイルを塗布しておきます。
クランクシャフトプーリー取付
プーリー側も取付前に清掃しておきます。
取り付けボルトのネジ部と座面部はうっすらエンジンオイル塗布が指定でした。
軸力安定が目的ですかね。
仮締めしておきます。
ボルトの締め付けトルクは210Nmです。なぜか幅の指定無し。
210Nm狙って締め付けます。
プーリーが回ってしまうので、ホルダーで回り止めをします。
トルクが大きいので、大きめでピンの長いホルダーがお勧め。
私はコレを買いました
規定トルクで締め付けたら、ベルトを張り、エンジンを始動させてしばらく監視
オイル漏れやベルト掛かり不良がないかなどを確認します。
カバーやタイヤをもとに戻し、無事、作業完了です。
しばらくの間は、気にして様子を伺います。
作業時間は1時間程度でした。そんなに難しい作業ではなかったです。
プーラーの出費がありましたがまあ良いでしょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません