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デリカD:2(MB15S) 補機ベルト交換

デリカD:2(MB15S)の補機ベルト交換をしました。

中古購入時から、どうもベルト回りが騒がしく、上限まで張っても高負荷で鳴きが出ていました。

涼しくなってきたこともあり、DIYで交換します。

2011年のAS&G無しモデルは以下の補機ベルトが適合でした。

5PK895 4PK765L

では、交換作業へ。

まずは、右前輪をジャッキアップしてタイヤを外します。
次に、サイドのカバーを外します。樹脂クリップ5個で固定されていました。

カバーを外すと、ベルトが見えます。

A/Cのベルトは、テンショナーのセンターを緩め、アジャスターを緩めると取り外せます。
上から作業した方が楽だと思います。

次は、オルタネーター・ウォーターポンプを駆動しているベルトですが
まず、オルタネーター取り付け部を緩めます。

次に、上部のテンショナー部を緩めていきます。固定とアジャスター2か所です。
アジャスターを緩めるのに、小さめの工具があると楽ですね。

そうすると、ベルトが取り外せます。

外したベルトは、どちらも山が摩耗してやせ細っていました。
交換時期だったんだと思います。

新しいベルトを張ります。

最後は、テンション調整です。

新品ベルトを張るときは、伸びを見越して強めに張りますが
周波数で管理したいため、換算しました。

管理ポイントは

オルタネーター~ウォーターポンプ間

クランクプーリー~A/C間

です。

以下は整備基準値からの計算値です。参考まで。

 新品ベルト時使用過程点検時
オルタネータ、ウォーターポンプ用241~271Hz195~214Hz
エアコン用266~289Hz220~245Hz

交換後は、静かになりました。変えておけばしばらく安心ですね。