ルームエアコン取り付け(DIY)

盆休みに帰った実家で、暑くて耐えれなく、例によって例のごとくDIYにてエアコン取り付けを行いました。
先日、中古購入し清掃を実施したエアコンです。

今回は、壁に穴も取り付けの下穴も無いのでいろいろと準備が大変でした。
まずは、取り付位置を決めます。
内壁は石膏ボードで出来ていますので、ネジが利きません。
先回は石膏ボードアンカーを使いましたが、今回は木ネジで梁に直接固定します。

石膏ボード内の梁の位置は下地探し どこ太で探すことが出来ます。
また、配管通しの穴あけ位置にも梁が無いことを確認します。

位置が決まったら、背面プレートを梁の位置に固定します。
水準器を使い、水平からやや配管穴よりにやや傾斜させる角度(排水の為)で取り付けます。
その後、取り付け要領書に従い配管穴を開けます。
今回は電動ドリルに65φ軸付ホールソーを取り付けにて穴あけを実施。
木造ですが、外壁が硬く、ドリルに負荷をかなりかけてしまいました。
穴があいたらスリーブを挿入し、外壁とスリーブの隙間へは防水シール バスコークN 透明を塗り
外壁内に雨水が入り込まないようにします。

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次は、配管・配線です。

VVFケーブルを、室内機へ接続し、ドレン配管・銅配管を後ろ向きに起こします。
室外機側に配線・配管を通しながら、室内機を壁に取り付けます。
このとき、ドレンホースがスリーブ内下側になるように・・・。
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フレア配管を接続します。
今回は、 フレア加工済み配管セット 3mを購入しました。
必要なものはほとんどそろっている為、非常に便利です。
フレア加工要らずでスパナで締め付けるだけなので、簡単です。
トルクレンチは使わず、手締めが出来なくなった場所から、角度法(60~90度目安)で締め付けました。

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配線・配管を室外機へ接続します。
配管は同じく角度法。
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エア抜き(手順は、さまざまなサイトで紹介されている為省略)をし、石鹸水で接合部の漏れをチェック。
冷媒漏れが無ければ、強制冷房運転にて作動チェック。
室外機の駆動と、冷たい空気が出ることを確認し、作動中に再度冷媒モレチェック。
モレが無ければ、室内機との接合部に保温材を巻き、配管の仕上げを行います。
今回はテープ巻きのみ。巻いたらサドルで壁に固定します。
部屋との貫通部の隙間には、切り取った配管の保温材を詰め込み(気休め)、エアコンパテで防水シールを行い完成です。
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掛かった費用です。
・本体 1万円(中古)
・配管セット3m 3,400円(新品)
・VVFケーブル(2.0 3芯 5M) 1,000円(ホームセンター)
・漏れチェック用石鹸水を入れる霧吹き 108円(100円ショップ)
合計 約14500円 やっすー!

使った工具類
モンキーレンチ 2丁(配管締め付け)
六角レンチセット(ガス放出)
+ドライバー(カバーはずし)カッターナイフ(VVF被覆剥き用)
ニッパ(VVF切断)