デリカD:5 リヤ スタビライザー リンク ブーツ交換 DIY

2021年1月14日

フロントは数年前に交換しましたが、リヤ側もブーツに亀裂が入りましたので交換します。
三菱では、やはりリンク丸ごとの交換になりますので高い(片側約4000円)ので、かなり安く済むためブーツのみの交換とします。

参考記事:フロントスタビライザー リンク ブーツ交換[デリカD:5]

フロント同様、形状は違いますが、寸法の似ているランサー用のスタビライザーリンクブーツを使用します。
大野ゴム DC-2668、ミヤコTBC-061 が社外品として設定されており、安価に入手できます。


現状確認

写真の通り、ブーツがひび割れ、大きな亀裂となっている場所もあります。

グリグリ回してもガタ感なく、抵抗感もあるので以上なしと判断。
ガタを感じたりした場合は新品交換しないと、異音が出たりボールが抜けるなど危ないと思います。

スタビライザーリンクの取り外し

車のリヤ側をジャッキアップし、リジッドラックで固定します。

スタビライザーリンクを取り外すため、上下のナットを取り外します。
しかし、錆などで固着や回りにくい状況となっていましたので、浸透性潤滑油を塗布し、センターに六角棒レンチ5mmを差し込み回り止めとし、ナットを取り外します。

ショックアブソーバーがレンチによっては邪魔になるので、ヘキサゴンソケットを準備しておくとよいかも知れません。

特に下側の作業スペースが狭い上に、錆も下側が多く出ていました。

ブーツの取り外し

リンクの取り外しができたら、ブーツを取り外します。
ブーツの大径側は、リングで固定されていますので、精密ドライバーなどで、ずらします。

リングが外れたら、ブーツをネジ側へ引っ張り取り外します。

古いグリスなどを拭き取ります。

ブーツの取り付け

新品ブーツを取り付けます。
ネジ部を乗り越えるのが少しきついですが、なんとか通します。

新しいグリスを充填します。量はおおよそですが、ブーツをかぶせる作業である程度適正な量になると思います(笑)

ブーツ大径側をはめます。

リングをはめます。精密ドライバーなどを使うといいと思いますが、新品ブーツを破らないように注意が必要です。

交換完了です。
取り付け前に、ネジ部のさびなどをワイヤーブラシなどで落としておくと良いと思います。

取り付け

ブーツ交換が終わったら、車両に取り付けます。

リンクは左右ありますが、取り付けられる方に取り付けるだけです。

今回は、取付時に固着防止のためにスレッドコンパウンドを塗っておきました。
効果はわかりませんが、また次取り外すこともあるかわかりませんが、気持ちです。

交換完了です。

ブーツがやや突っ張ったようにも見えましたが、1か月ほど経過して特に外れなど起きていません。