[当サイトの記事には、プロモーションが含まれています]

三菱 コルト 貨物登録の記録

ひょんなことから、三菱コルトを譲っていただけることになりました。

これまで乗っていたバージョンRではない、フツーのコルトです。近々車検が切れますが、完全に趣味車にするため維持費は抑えたい。もちろんユーザー車検です。13年以上経過している・・・ふと、4ナンバー登録をひらめきました!

以下は、自分の為のメモでもあります。誤記などありましたら、コメントよりお知らせいただくと助かります。

コストメリット計算

税金関連では、年間3万円以上のメリットがあります。

代わりに車検が1年ごとになることと、任意保険の若干値上がりそうなところがデメリットです。
が、今回は十分メリットがあると考えました。

5ナンバー(現状)4ナンバー(貨物登録)差額
自動車税
(1.5L未満、13年超え)
396008800-30800
車検費用(2年毎)(1年毎)
 重量税
 (1.0t未満、13年超え)
228004100
 自賠責保険2001012850
 検査印紙代21002200
 合計4491019150
車検費用合計1年換算2245519150-3305
-34105

車体の貨物車要件への適合確認

今回、コルトはリヤシートを取り外しての2名乗車登録を予定しています。

貨物車の用途区分はこちらに記載があり、この条件に適合していることで貨物登録を行うことが出来ます。

もちろん、車種によっては貨物登録は出来ないことがあります。

自動車の用途等の区分について(依命通達)

コルトは2名乗車での4ナンバー登録実績がネット上で何件か確認できましたので問題なく行えるとは思いますが、確認していきます。

物品積載設備の床面積

自動車の物品積載設備(注1)を最大に利用した場合において物品積載設備の床
面積(注2)が1㎡(軽自動車にあっては、0.6㎡、二輪の自動車でけん引される
被けん引自動車にあっては、0.2㎡)以上あること。

簡単に言うと、荷物を置く場所が1㎡以上あること。ということですね。

今回は2名乗車で後席を取り外す予定なので、「自動車の物品積載設備を最大に利用した場合」は、フロントシートのスライドを一番後ろにスライドした場合になります。

コルトの場合、荷室の横幅約0.9m(前側はより広い)、長さ方向は1.3m程度確保できるので、約1.17㎡以上となり、適合します。

床面は別途ほぼ平面形状に作成します。

ベニヤ板+ニードルフェルトで作成しました(ホームセンターで3000円程度?)

物品積載設備の床面積と乗車設備の床面積

自動車の乗車設備(注3)を最大に利用した場合において、残された物品積載設備
の床面積が、この場合の乗車設備の床面積(注4)より大きいこと。

注3 乗車設備:運転者席の後方にある乗車設備をいう。

コルトの場合、2名乗車で1列目の座席しか残しませんので、この要件は対象外になります。

2列目以降の後部座席を残す場合は、この要件を考慮しスライド量やシートバック角度を決めないといけません。

積載貨物の重量と乗車人員の重量

自動車の乗車設備を最大に利用した場合において、残された物品積載設備に積載し
得る貨物の重量(注5)が、この場合の乗車設備に乗車し得る人員の重量より大きい
こと。

物品積載設備に積載し得る貨物の重量=取り外したシートの定員3名(55kg*3)=165kg
乗車設備(2名)に乗車し得る人員の重量=2名(55kg*2)=110kg

165kg > 110kg で適合。

検査では、定員1名は55kgで計算です。

最大積載質量は、取り外したシートの重さなども含められて計算することから、もう少し増えるかもしれません。

物品の積卸口

物品積載設備が屋根及び側壁(簡易な幌によるものであって、その構造上屋根及び
側壁と認められないものを除く )によっておおわれている自動車にあってはその側
面又は後面に開口部の縦及び横の有効長さがそれぞれ800mm(軽自動車にあっては、
縦600mm横800mm)以上で、かつ、鉛直面(後面の開口部にあっては車両中心線に直角
なもの、側面の開口部にあっては車両中心線に平行なものをいう )への投影面積が
0.64㎡(軽自動車にあっては、0.48㎡)以上の大きさの物品積卸口を備えたものであ
ること。ただし、物品積載設備の上方が開放される構造の自動車で、開口部の床面へ
の投影面積が1㎡(軽自動車にあっては、0.6㎡)以上の物品積卸口を備えたものに
あっては、この限りでない。

コルトの場合

・テールゲート開口部の縦・横の有効長さがそれぞれ800mm必要。
・後方から見た投影面積が0.64㎡必要。

コルトの場合、ここが少し問題です。

計測方法について詳細に記載がないですが、問い合わせたところ、800mm×800mmの板が通過できるイメージで考えてくれとのことでした。

コルトは、そのままの状態だと、まず縦の有効長さ800mmが横800mmの範囲で確保できません。
そのため、リヤの内装内張りをすべて外す必要があります。(トリム類、ヘッドライニングカット など)

リヤの内張を残したい場合は、800mm足りない部分を部分的にカットすることでも対応できます。

個体差も、あるかと思いますが、自分のコルトの場合、左右両端部はぎりぎり縦800mmが確保できなかったので加工を施しました。

※新型車の審査で使用しているTRIASは、中央部分が規定されていましたが、届出値の計測ポイントを規定しているだけということで、参考になりませんでした。

隔壁、保護仕切等

自動車の乗車設備と物品積載設備との間に適当な隔壁又は保護仕切等を備えたもの
であること。ただし、最大積載量500㎏以下の自動車で乗車人員が座席の背あてによ
り積載物品から保護される構造と認められるもの、及び折りたたみ式座席又は脱着式
座席(注6)を有する自動車で乗車設備を最大に利用した場合には最大積載量を指定
しないものにあってはこの限りでない

コルトの場合は、積載量は多くても200kg程度と予想されます。
積載場所は車両後部、乗員はシート背あてで保護されていると認められると考えるため
特に追加で隔壁などを用意する必要はなさそうです。

書類の準備

車体の適合が確認出来たら、
乗用⇔貨物 の用途区分変更は、書類の「事前審査」が必要になっています。
以前は車検当日にいきなり持っていけば検査してもらえましたが、今は書類の事前審査パスしたあと、車検に持ち込みとなりますので、注意が必要です。

今回私の場合は事前の問い合わせで、書類の「事前審査」は不要と判断されました。車両のシートや内装を取り外しただけの加工の場合は不要、とのことですが、検査登録事務所次第かとおもいます。電話や直接出向くことで教えていただけます。

と、いうことで、いつも通りの中古新規検査です。気分が大分楽になりました。

新規検査&構造変更 書類関係

現在は、一時抹消状態でしたので、新規検査として予約を取ります。

車検と同時でしたら、継続検査や構造変更で予約すればよいと思います。

★必要書類 以下のものを準備し、ユーザー車検と同じ窓口に提出しました。
 提出時には、貨物への用途変更を行いますと伝えます。

 ・車検証または登録識別情報等通知書
 ・自動車検査票1・2 検査手数料分は納付・貼り付けする。
   (検査票2は、貨物前提でわかるところは埋めておく。違ったら修正されるので大丈夫。)
 ・OCR 1号様式(2号様式は不要でした)
 ・重量税納付書 ※記載のみ

以下は、貨物が確定したら、納付します。
 ・重量税納付
 ・手数料納付書 ※貨物が確定したら、登録分納付する
 ・自賠責保険証書 ※貨物が確定したら12か月で加入する
 ・自動車税申告書

いよいよ検査です。
スペアタイヤ・工具など余分なものは、あらかじめ降ろしておき、燃料満タンが必要です。

検査・計測レーン

手続きは、検査(車検)レーン → 計測レーン → 登録 という流れで行いますので
まずは、通常の車検と同じレーンを通します。


検査レーンでOKが出たら、計測レーンで計測です。

ここでは、貨物の要件を満たしているか?の確認を行います。

今回は、物品の積卸口の800*800㎜を計測され、床面積、高さ、乗車位置、荷台のオフセットなどを計測(基本メジャーで計測)し、検査票2に埋められていきます。
同時に、車体の寸法、高さ、重量の計測もあります。(スペアタイヤおろしや、燃料満タンはここで影響あり)

計測が終わり、貨物要件を満たしていることがわかると、計測員が計算に入ります。

ここで「最大積載量」が決まります。

基本的に、コルトの場合、車検証の空車質量990kg+5名(55kg) 275kg=1265kg が 自動車総重量となっていて、1265kgは不変のため、1265kg – 2名 (55*2) 110kg -車両重量実測値 = 最大積載量 となります。

最大積載量は、50kg単位なので、3名分165kgに近い150kgかな~と思っていたら、200kg取れました。

取り外したシートの重さや、内装部品、軽量ホイールなどで車両の重量が軽くなっていたと思います。
スペアタイヤを乗せたまま計測したり、燃料が満タンでないと、計算に狂いがでて、最大積載量が減る可能性がありますね。

登録の前に、「最大積載量」ステッカーを貼る必要があります。あらかじめ、100,150,200kg 前提でテプラを作成していたので、貼り付けました。

マジックで直接書き込み、テスター屋でシール購入で対応できますよ!

登録

総合判定ボックスで書類を受け取ったら、新規登録です。

登録窓口の前に、確定していなかった重量税や自賠責を納めに行きます。

車検証が出来上がったら、自動車税を納付し、新しくナンバーを受け取り、封印&車検証受け取りで、晴れてコルトバンのオーナーです!

自動車保険の変更手続きを速やかに行い、1年間のバンライフ(違)を楽しみます!

まとめ

維持費削減が目的でしたが、一部デメリットもあります。

しかし、ファミリーカーは汚したくないし、ごみ捨てや小学校の古紙回収などにも気兼ねなく使え、趣味車が維持できる、素晴らしい案だったと思っています!

心配していた書類の事前審査もなく、労力は車検+α程度でしたので、やってみる価値があるかもしれませんね!