[当サイトの記事には、プロモーションが含まれています]

bBローダウン(NCP30)

2015年4月20日

この記事は、旧サイトからの移行記事です。2007年ころに書きました。

このページでは,NCP系bBのサスペンション交換方法を記しています。
安全に関連する作業もありますので,有識者の元安全に作業してくださいネ!

<必要なもの>

フロアジャッキ

車載ジャッキでは危険な上作業効率が非常に悪いです
リジッドラック(通称:馬)
安全作業に必須。ジャッキでは転倒や降下の懸念があります。
スプリングコンプレッサ
2本ツメの物が滑りにくくオススメです。
一般工具一式
メガネレンチ・ボックスレンチ,ラチェットなど
電動インパクトレンチ
かたく締まったボルトを緩めるのに非常に便利。
12Vの物が,車両の電源を使えるのでオススメ!
トルクレンチ
締め付け部は規定トルクでの締め付けが基本。
締めたつもり・・・や,締めすぎてネジを折ってしまった・・・
なんて事故が防止できます。日常のタイヤ交換にも安心。

 

<作業>
必要なものは揃っていますか?それでは,作業にはいります。


4輪ジャッキアップ、馬をジャッキポイントへかけタイヤをはずします。
安全のため、タイヤは車体の下へ。
富士山が綺麗でしょ?


今回使ったのはIdスポーツ、Idgear?のローダウンサスです。


アッパーマウント取り付けボルトを緩めます。
完全に緩めてはいけません。
左右両方です。
ワイパーのカバーが邪魔なのではずすかストレートめがねレンチがあれば簡単かもしれません。
ナットの呼び径:12mm


ナックルの取り付けボルト2本をはずします。(19mm)
固く締まっているので,インパクトレンチがあると便利。
同時に

ブレーキホース・車速センサーの固定ボルトを取り外します。

はずします。
上のアッパの3本もはずせば下に下ろすことでストラットAss’yをはずせます。


はずれました。
この状態で合いマークをつけておくと楽かもしれません。


センターのセルフロッキングナットを軽く緩めます。(17mm)
ストラットアッシーを固定して1回転くらい緩めます。
完全に緩めるとバネが爆発しますので注意します。


バネが遊ぶまでスプリングコンプレッサーで縮めて行きます。
ラチェットでカリカリと・・・。
インパクトはスプリングコンプレッサーを焼きつかせてしまうので使いません。

 

 


センターのセルフロッキングナットをはずします。
(アッパーマウントを押さえながら,またはインパクトレンチを使う)


バラけます。
回りが汚いですね。ハウスキーピングを心がけましょう。


交換するバネ(右)です
自由長さがあまり変わらないのが不安でした。。


組み立てて
センターのセルフロッキングナットを仮締めして
ばねを緩めてセットします。
上と下の合いマークを合わせるようにします。
(バネ次第だとおもいますが、今回はバンプラバーをカットしました。)


規定トルクで締め付けます。
(33.3N/m:3.4kgf/m)

あとは逆の手順で車体に組み付けます。

132.4N/m:13.5kgf/m

アッパーマウントのナットは仮締めで。

リヤに移ります。

ジャッキをかけます。


ショックアブソーバ取り付けナットをはずします。

ショックアブソーバの下部をはずし、ジャッキをおろします。

バネがフリーになるので,バネを入れ替えます。
あとはジャッキを上げショックを取り付けれる状態にし、ショックアブソーバを刺し規定トルクでナットを締めます。
49.0N/m:5.0kgf/m

あとはしっかりボルトなどがついている事を確認し、部品が余っていないか見てタイヤ(ホイール)を規定トルクで締め付けます。(10kmg/m~11kgf/m)
4輪ジャッキダウンします。


39.2N/m:4.0kgf/m
最後にアッパーマウントを規定トルクで締め付けます。

終わりです。

今回は電動インパクト(緩めるときのみ使用。)
プリセットがたトルクレンチ
メガネレンチ
スプリングコンプレッサー
ラチェット・ソケット
を使いました。ほかにもあったかも?

作業は4時間程度です。
かかりすぎたかもしれません。

作業には危険な部分があります。
注意してください。
詳しいやり方は説明書などを参考にお願いします。
プロに任せるのが一番だと思います。
参考にされて不具合・怪我などが起きても保障は取れません。。自己責任でお願いします。

自分はTEINの取扱説明書も参考にしました。