bBローダウン(NCP30)
この記事は、旧サイトからの移行記事です。2007年ころに書きました。
このページでは,NCP系bBのサスペンション交換方法を記しています。
安全に関連する作業もありますので,有識者の元安全に作業してくださいネ!
<必要なもの>
フロアジャッキ 車載ジャッキでは危険な上作業効率が非常に悪いです |
リジッドラック(通称:馬) 安全作業に必須。ジャッキでは転倒や降下の懸念があります。 |
スプリングコンプレッサ 2本ツメの物が滑りにくくオススメです。 |
一般工具一式 メガネレンチ・ボックスレンチ,ラチェットなど |
電動インパクトレンチ かたく締まったボルトを緩めるのに非常に便利。 12Vの物が,車両の電源を使えるのでオススメ! |
トルクレンチ 締め付け部は規定トルクでの締め付けが基本。 締めたつもり・・・や,締めすぎてネジを折ってしまった・・・ なんて事故が防止できます。日常のタイヤ交換にも安心。 |
<作業>
必要なものは揃っていますか?それでは,作業にはいります。
4輪ジャッキアップ、馬をジャッキポイントへかけタイヤをはずします。
安全のため、タイヤは車体の下へ。
富士山が綺麗でしょ?
今回使ったのはIdスポーツ、Idgear?のローダウンサスです。
アッパーマウント取り付けボルトを緩めます。
完全に緩めてはいけません。
左右両方です。
ワイパーのカバーが邪魔なのではずすかストレートめがねレンチがあれば簡単かもしれません。
ナットの呼び径:12mm
ナックルの取り付けボルト2本をはずします。(19mm)
固く締まっているので,インパクトレンチがあると便利。
同時に
ブレーキホース・車速センサーの固定ボルトを取り外します。
はずします。
上のアッパの3本もはずせば下に下ろすことでストラットAss’yをはずせます。
はずれました。
この状態で合いマークをつけておくと楽かもしれません。
センターのセルフロッキングナットを軽く緩めます。(17mm)
ストラットアッシーを固定して1回転くらい緩めます。
完全に緩めるとバネが爆発しますので注意します。
バネが遊ぶまでスプリングコンプレッサーで縮めて行きます。
ラチェットでカリカリと・・・。
インパクトはスプリングコンプレッサーを焼きつかせてしまうので使いません。
センターのセルフロッキングナットをはずします。
(アッパーマウントを押さえながら,またはインパクトレンチを使う)
バラけます。
回りが汚いですね。ハウスキーピングを心がけましょう。
交換するバネ(右)です
自由長さがあまり変わらないのが不安でした。。
組み立てて
センターのセルフロッキングナットを仮締めして
ばねを緩めてセットします。
上と下の合いマークを合わせるようにします。
(バネ次第だとおもいますが、今回はバンプラバーをカットしました。)
規定トルクで締め付けます。
(33.3N/m:3.4kgf/m)
あとは逆の手順で車体に組み付けます。
132.4N/m:13.5kgf/m
アッパーマウントのナットは仮締めで。
リヤに移ります。
ジャッキをかけます。
ショックアブソーバ取り付けナットをはずします。
ショックアブソーバの下部をはずし、ジャッキをおろします。
バネがフリーになるので,バネを入れ替えます。
あとはジャッキを上げショックを取り付けれる状態にし、ショックアブソーバを刺し規定トルクでナットを締めます。
49.0N/m:5.0kgf/m
あとはしっかりボルトなどがついている事を確認し、部品が余っていないか見てタイヤ(ホイール)を規定トルクで締め付けます。(10kmg/m~11kgf/m)
4輪ジャッキダウンします。
39.2N/m:4.0kgf/m
最後にアッパーマウントを規定トルクで締め付けます。
終わりです。
今回は電動インパクト(緩めるときのみ使用。)
プリセットがたトルクレンチ
メガネレンチ
スプリングコンプレッサー
ラチェット・ソケット
を使いました。ほかにもあったかも?
作業は4時間程度です。
かかりすぎたかもしれません。
作業には危険な部分があります。
注意してください。
詳しいやり方は説明書などを参考にお願いします。
プロに任せるのが一番だと思います。
参考にされて不具合・怪我などが起きても保障は取れません。。自己責任でお願いします。
自分はTEINの取扱説明書も参考にしました。
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